以前は、会計と法律の大学院に通うことで、税理士試験が免除になっていました。
つまり、大学院を卒業すれば試験を受けることなく税理士になれるということです。
この方法は俗に言う2代目の人が多かったのですが、やはり勉強して5科目合格した人と実務の知識の差は大きく、それは問題だということで、平成14年4月以降の入学者についても、少なくとも2科目以上は試験に合格することという条件が追加されました。
それでも3科目まで免除になるというメリットは大きく、今でも大学院に通いながら2科目の勉強をし、3年間で税理士の資格と取られる方がいるようです。
確かに5科目合格と言われると果てしない試験のように思われますが、2科目であればなんとかなるような気がしてきます。
残り3科目は大学院卒業で合格とみなされますので、少しでも試験を減らして合格したい人にとってはおすすめの方法です。
しかし、この方法もやはり実務レベルでの知識は身に付きにくいですので、資格取得後にどこか事務所に勤務し、勉強する必要がありそうです。
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